ライフスタイル 2019年3月20日

今は亡き人に宛てた手紙「つたえたい、心の手紙」コンテスト 今年の受賞作品が発表!

Sponsored by 株式会社くらしの友

第11回 心の手紙コンテスト受賞作品が発表!

受賞作品詳細:https://goo.gl/HsDUC3
冠婚葬祭互助会の「くらしの友」が2008年から毎年行っているコンテスト「つたえたい、心の手紙」。亡くなってしまった大切な方へ、伝えたい思いや生前に伝えられなかった言葉を「手紙」として記し、応募するコンテスト。同社が携わる葬儀の折、ご遺族の方々が生前伝えきれなかった想いを手紙に託してお柩に納められる光景に立ち会うことが多くあったとのことから、亡くなった方への想いを手紙に託すことで、悲しみを乗り越えるきっかけになれば…という願いのもと始まりました。11回目を迎えた今回も、全国から千通を超える大切な方へのお手紙が寄せられました。

今回金賞に選ばれたのは…

その中から金賞に選ばれたのは、妻が亡き夫に宛てた手紙『ねえ、聞いてよ』。
”あなたが旅立って、早くも5回目の夏が過ぎようとしています。ねえ、聞いてよ。
 寂しいです。
 つまらないです。
 会いたいです。
 あなたがいたころは、休日を待ちかねていろんな所へ出かけたよね。
 家にじっとしているのが嫌いだった私たちは、二人が定年退職したら全国を愛車で旅しようとよく言ってたのに、あなたは肺ガンを患い二年間の闘病の末、家族を残し逝ってしまいましたね。
 夫と言う名の相棒を失った私は、どこへも出かけられなくなり家で過ごすことが多くなってしまいました。だって一人出かけても全然楽しくないし、悲しくて辛くて虚しくなるだけだったから…。
 それでもあの日から私は、子どもたちの為にしっかりしなくてはと頑張ってきたつもりです。
 ねえ、聞いてよ。あなたが亡くなった二年後、娘は縁あってステキな人と結婚し、とっても可愛い女の子が生まれたよ。初孫、あなたにも抱かせてあげたかった。
 それから大阪在住だった息子は、一人になった私を案じて戻って来てくれたよ。今は息子と二人暮らしで心丈夫です。私たちのこと、これからもずっと見守っていて下さいね。”
─── 第11回「つたえたい、心の手紙」金賞作品『ねえ、聞いてよ』より一部抜粋

亡き夫への寂しさを抱えながらも、子供たちに支えられながら今を生きている筆者。もう届かなくとも、何度も呼びかけつづける想いの数々に、胸を打たれるお手紙でした。

現在、「くらしの友」サイトでは金賞の全文を含む入賞作品が公開されているのでぜひチェックを。

詳しくはこちら https://goo.gl/HsDUC3