終活を行っているときや節目のとき、そして人生に大きな変化があったときに「自身の最後の見送られ方」についてふと考えたことはありませんか?はたまた、久しぶりに親と会ったときや連絡をしたときに、「最後の見送り方」について何か託されたことはありませんか?
生前から自分自身や親、家族の“死”を話題にすることに抵抗感がある人もいるかもしれません。しかし、終活が定着した現代では「最後の見送り方」について、生前に“要望”を聞いたり伝えたりする機会も増えています。
理想の「最後の見送り方」として挙げられる“家族葬”
――身近な人だけで、ゆっくり偲びたい。
――残された家族への負担をできるだけ減らしたい。
――故人らしい葬儀にするために、外聞を気にせず自由度の高い形式で執り行いたい。
こうした様々な想いのもと、希望する「最後の見送り方」としてよく名前があがるのが、“家族葬”。
実際に、「冠婚葬祭互助会 くらしの友」が発表した2020年度版現代葬儀白書によると、近年では“家族葬”の割合が増え、従来多くを占めていた参列者の多い“一般葬”は減少傾向にあります。
しかし、くらしの友の御子柴さんによると、“家族葬”には知られていないポイントや勘違いされやすいポイントがあるのだそう。そして、そうした実態と異なった認識は残された家族に負担をかける場合もあるそうです。
“家族葬”の基礎知識をチェック
自身にとっても家族にとっても納得のできる「最後のお見送り」を迎えるために、まずは基礎知識を確認してみませんか?
そこで、“家族葬”に関して正しい知識を持っているか分かる「“家族葬”チェックテスト」を作成しました。以下10項目について、正しいと思うものへチェックをしてみてください。
□“家族葬”は正式な葬儀形式の名称である
□“家族葬”は家族・親族のみを参列者とする葬儀形式である
□“家族葬”は式の形式として自由度が高い
□一般的に、“家族葬”は一般葬に比べて参列者数が少ない葬儀である
□“家族葬”は一般葬より、支払う総額は概ね安くなる
□“家族葬”は一般葬より、参列者が少ないため、飲食・返礼品などの接待費が概ね安くなる
□“家族葬”は一般葬より、参列者が少ないため、遺族の費用負担は概ね軽くなる
□友人の親族から「“家族葬”を執り行うので」と言われた場合、参列するべきではない
□故人が“家族葬”を希望していた場合、故人の友人、知人へ案内を送るべきではない
□“家族葬”は一般葬より、故人の友人・知人への気遣いが減る
上記の項目のうち、いくつにチェックがつきましたか?
チェックを進めるなかで、手が止まる項目もあったのではないでしょうか。
各項目の正誤については、以下の解説動画を見ながら確認をしてみてください。
▼くらしの友YouTubeチャンネル
葬祭に関する「葬祭カイケツ!みこチャンネル」:
https://www.youtube.com/playlist?list=PL4WjHg_Zy2YQhtRPNqdccy8qkhVBKVDx5
①みこチャンネル【家族葬って何?①】~実は結構知られてない家族葬~
https://www.youtube.com/watch?v=FfR5_NCxJdc
②みこチャンネル【家族葬って何?②】~家族葬って費用負担は少ない?~
https://www.youtube.com/watch?v=kuF1uF-FjhI
③みこチャンネル【家族葬って何?③】~家族葬の良い点&注意点~
https://www.youtube.com/watch?v=8vMT28OsLwI
◆くらしの友 公式YouTubeチャンネル
https://www.youtube.com/channel/UCJmo95R40GoyLa9nPGKMqhQ