エンタメ 2017年10月20日

ミュージカル『赤毛のアン』全公演終了!主演・美山加恋らが想いを語る

”2万人の鼓動TOURSミュージカル『赤毛のアン』”全公演終了!

エステー主催の”2万人の鼓動 TOURSミュージカル『赤毛のアン』”の本年の全公演が8月24日(木)をもって終了した。


「TOURS(旅)」という名前のとおり、日本各地をめぐり、オーディションと公演を行い、キャスト、スタッフ、客の総勢2万人が、熱い思いや舞台の楽しさを共有することで完成する本ミュージカル。開催20年目にして、『赤毛のアン』は今年で15年目となる。主人公のアン・シャーリーは今年初主演となる美山加恋さん、アンの親友のダイアナ・バリーはさくらまやさんが演じた。

主演・美山加恋らが公演終了後の想いを語る

終演後に美山さん、さくらさん、さらに、全国8都市で開催されたオーディションから選ばれた、さくらさん演じるダイアナの妹のミニー・メイ役の斎藤日南(はるな)さんにお話を伺った。


さくらさんは、「この公演、本当に全力出し切りました!」とコメントし、達成感を感じている様子。

 
斎藤さんは、「終わってしまうのが悲しくて、この公演もっと長く続けたいって思いました。」とコメント。


美山さんは、「ここまで来れたのもお客様のおかげだと思っています。ありがとうございました。」と観客へ感謝の言葉を述べた。

前向きに生きる大切さを教えてくれる『赤毛のアン』

『赤毛のアン』は、想像力豊かな赤毛の少女、アン・シャーリーが巻き起こす愉快な事件の数々と、厳しくも温かい周囲の人々が織りなす物語。持ち前の明るさと想像力で、どんな時でも前を向いて生きていくアン。カナダの美しい自然と人々の愛に包まれた不朽の名作は、観客に希望と前向きに生きる力を与えてくれる。

主催であるエステー株式会社の鈴木喬会長もその一人。戦後しばらくして日本で出版された『赤毛のアン』に対して、強烈な印象を持ったと語る。「赤毛のアンをやってみることは私の夢でした。だから、私の目の黒いうちはずっとやり続ける。」と熱い想いをこぼした。「公演100周年の時も私は目が黒くてピンピンして、みなさんとここでお会いしているつもりでございます。」と笑顔で締めくくった鈴木会長。来年度の公演も、今から待ち遠しい。

関連サイト https://www.st-musical.com/